ロサンゼルス市警刑事ハリー・ボッシュ シリーズ 第14作
他の部署の応援のため、中国生まれの店主が殺害された強盗殺人事件の捜査に当たったハリー・ボッシュとその相棒イグナシオ・フェラス
中国系犯罪組織がかかわっている可能性が浮上した。ここから事件は意外な展開を見せる。
前作『死角 オーバールック』 (講談社文庫2010.12.15発行) と比べたらはるかに面白いけれど、犯行の動機について読者が十分に納得できる丁寧な説明が欲しかった。
今回はハリー・ボッシュの生き方に重点が置かれて書かれたミステリなので、多少のことは目をつぶってくれとのことかも知れないが、作者が雑になっているのが本書でも気になる。
例えば、しばしばふれていた情報漏れがどこからなのか、最後まで触れずじまい。次作にでも回答があるのでしょうか。
2014年3月14日講談社文庫より発行 原題は「Nine Dragons」(2009)
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