海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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闇に薔薇/ジェームズ・パターソン/講談社文庫

   

ジェームズ・パターソンは1948年生まれ。アメリカの巨大広告代理店J・ウォルター・トンプソンの現役重役にしてベストセラー作家。
24歳で入社後、6年でもっとも若い重役に抜擢される。ノンフィクション作家としての地位を築いていたが、’77年に処女作『ナッシュヴィルの殺し屋』でアメリカ探偵作家クラブの最優秀処女長編賞を受賞し、ミステリー作家としても成功
講談社の内容紹介では、「全米No.1ベストセラー作家の大ヒット作!全米大人気シリーズ待望の翻訳」と紹介されています。
連続して起きる銀行強盗。犯人は大銀行や金融界にうらみを持つ者の犯行なのか?
ワシントン市警のアレックス刑事シリーズ第6作。第7作と二部作になっており、そこまで読まないと正確な評価は出来ません。続編の翻訳が待たれます。
正直な感想を言えば、凝りすぎていると思いますが、第7作を読まないとなんとも言えません。映画化まで意識した作品?なのでしょうか。

 - 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆