海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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マジシャン殺人事件/ピーター・G・エンゲルマン/扶桑社ミステリー(2009.3.30発行)

   

舞台はイタリアのフィレンツェ
奇術師のグレイト・サブニーニの最も得意な演目は脱出マジックだった—-
ミステリの面で魔術師としての活躍がなく、魔術師ものでは読んだもののなかでいちばんつまらなかった。
文庫本で167ページの作品
物語に意外性もなく、謎解きの説明が不十分で納得がいかない点が多すぎる。最後のエピローグでももっと納得のいく丁寧な説明が欲しかった。
2009年3月30日扶桑社ミステリーより発行

筆者紹介:公認会計士引退後執筆に専念 本書が3作目 アメリカ・ボルティモア在住 奇術を愛する作家とのこと

 - リーガル(法律・法廷)サスペンスもの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆, 魔術師(奇術師・降霊師)もの