海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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震え/ピーター・レナード/ランダムハウス講談社(2009.10.10発行)

   

アメリカが誇るミステリ界の大御所エルモア・レナードの息子のデビュー作品
夫を事故で亡くしたばかりのケイトと息子のマーク
悪人どもに狙われた二人の孤独な闘いをお楽しみください。
amazonなどのレビューを読むと「まるで映画を見ているよう」との感想が。
確かにスピーディーで速い展開のミステリで、登場人物も個性豊かで面白い。
原題は「QUIVER」震えるの意味ではなく、矢筒の矢と訳した方が本作に適していませんか。
2009年10月10日ランダムハウス講談社より発行

 - ノワールもの, 評価: ☆☆☆☆