追跡する数学者/ディヴィット・ベイジョー/新潮文庫(2010.9.1発行)
原題は「The 351 Books of Irma Arcuri」
このまま直訳した方が本の内容にあっています。
訳者はあとがきで「読んでいるうちに誰が誰なのか、誰が虚構で誰が現実の登場人物なのかわからなくなってくる」とディヴィット・ベイジョーの世界を紹介しています。
2008年に発表されたデビュー作品です。
amazonのレビューの方が「失踪した元恋人を天才数学者が追う、なんて自分好みの小説かと思って読んだら、全くの期待はずれ」とコメントしていますが、全く同感です。
もう一人のレビューの方が「最後まで読み切れるかはなはだ心配」と書いていますが、私は途中で読むのを止めました。
2010年9月1日新潮文庫より発行
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評価: ☆☆