海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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殺す警官/サイモン・カーニック/新潮文庫(2003.9.1発行)

   


☆2003年バリー賞(THE BARRY AWARDS)最優秀英国ミステリ賞(BEST BRITISH CRIME NOVEL)候補作品
この本がデビュー作品(2002年)
主人公デニス・ミルンは、ロンドン警視庁の現職巡査部長で殺し屋という裏の家業を持っている。
標的は凶悪な悪人だけだが、今回の依頼で三人を倒したとき、三人目の男の表情にふと疑惑が。
こんな仕打ちは受けるいわれがないと途方に暮れている男の顔だったからだ。
ノンストップのノワールミステリ。
一気に読み切ってしまいました。
こいつは本当に痛快です。是非お読みください。
2003年9月1日新潮文庫より発行

 - ノワールもの, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆