海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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過去からの殺意/ヴァル・マクダーミド/集英社文庫

   

ヴァル・マクダーミドはスコットランド生まれ。オックスフォード大学で英語学を学んだ後ジャーナリストとして働きながらミステリを執筆。女流作家。
代表作はフェミニストでレズビアンのリンゼイ・ゴードンのシリーズとマンチェスターの女性私立探偵ケイト・ブラナガンのシリーズともう一つのシリーズが、女性警部補キャロル・ジョーダンが活躍するシリーズ
本作品でアメリカのバリー賞・英国犯罪小説部門で最優秀作品に選ばれている。集英社文庫より2005年3月25日発行。
他の作品に『殺しの儀式』 原題:The Mermaids Singing (1995) 『殺しの四重奏』 原題:The Wire in the Blood (1997)『処刑の方程式』原題:A Place of Execution (1999) などがある。
25年前、スコットランドの小さな村で、4人の大学生が血まみれの女性を発見した。ここから物語は始まっていく。25年前の事件が今になっていったいなぜ?先を読まずにはいられなくなる。そんな作品です。

 - 評価: ☆☆☆☆