海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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報復/ジリアン・ホフマン/ヴィレッジブックス(2004.11.20発行)

   

ジリアン・ホフマンは、アメリカ、ロングアイランド育ち。セント・ジョンズ大学ロースクール在学中から検察官としての修行を積み、卒業後はフロリダの検事局で検事補となる。専門はドメスティック・バイオレンス。
本書がデビュー作 既にワーナーブラザーズが映画化権を購入 
本のレビューは読まないでお読みください。
あるレビュアーが「残念ながら読み進んでいくとともに、緩やかに冷めていきました。」と書いていますが、同感です。
最初のどきどき・期待感は後半で裏切られてしまいます。
頭脳で解決しないのは、コーンウェルの検死官シリーズと同じといえば同じですが、ミステリーファンとしては納得できません。
検事も捜査官もこんなあほでどうするのでしょうか。
2004年11月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)から発行

 - 女性検事もの, 評価: ☆☆☆