海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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天使が震える夜明け/P.J.トレイシー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.9.20発行)

   

2004年アンソニー賞・バリー賞・ガムシュー賞・ミネソタ文学賞最優秀新人長編賞を連続受賞
ウィスコンシンの田舎町の教会で老夫妻が殺された。隣の州のミネアポリスでは、パソコンのゲームを正確に模した殺人事件が次々と起こる。この2つの事件は—–
この本が日本でミステリのベストテンものにランクインしなかったのは何故なのでしょうか。読み終わってしまうのが、心から残念になってしまうミステリでした。絶対にお薦めのミステリです。
4つの新人賞を受賞した話題の母娘作家のデビュー・サスペンス
ミネアポリス市警のマゴッツィとジーノを中心とするシリーズものとなり、現在4作目まで刊行されています。日本では第2作目まで出ています『沈黙の虫たち ミネアポリス警察署殺人課シリーズ
第3作目の版権はどちらの出版社がとったのでしょうか。(1作目はヴィレッジブックス・2作目は集英社文庫)どちらでもいいですが、3作目を早く出版してくださいませ!!
2006年9月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行

 - ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの, ミネアポリス警察署殺人課シリーズ, 女性刑事(捜査官)もの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆