議会に死体/ヘンリー・ウェイド/原書房(2007.2.28発行)
2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第9位
辛らつな発言を繰り広げた議員が、議会のほんのわずかな休憩時間に議場でナイフで刺されて殺された。発見したのは、議員に会いにきた彼の妻。
捜査に当たる捜査官は、クウェンバラ警察本部長として着任したばかりのレース大尉
事件捜査の経験がないレースは、スコットランド・ヤードに応援を要請するが—
英国の「黄金時代の代表作家」といわれるヘンリー・ウェイドの邦訳長篇第6作目(ヘンリー・ウェイドは、1887年イギリス生まれ。オクスフォード大学を出た後第一次大戦に従軍、戦後はバッキンガムシャーで治安判事等を歴任。)
古典ブームにより、置き去りにされていた黄金時代の作家たちにようやく光が当たるようになり、ヘンリー・ウェイドもその1人だそうです。
2007年2月28日原書房より発行
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2008(2007年), 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆