海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

*

捜査官ガラーノ/パトリシア・コーンウェル/講談社文庫(2007.8.10発行)

   

パトリシア・コーンウェルの「検屍官ケイ・スカーペッタ」のシリ-ズではなく全く新しい作品
最初に本の薄さが気になりましたが、直感が当たり、本の外見だけでなく内容ももう少し膨らませて欲しかった。あっという間に終わってしまったという印象だけが残った。
マサチューセッツ州警察捜査官ガラーノ 彼を助ける女性捜査官サイクス タロット占いのガラーノの祖母 と印象に残る登場人物たちがいるので、次回があるとすればそれに期待したい。
あるレビューには「女史の作品を全て読んでいる「ファン」の一人としてはこれは全く評価に値しない。」
と書かれているなど、厳しい評価ばかりです。
パトリシア・コーンウェルさん、あなたの復活はあるのでしょうか。みんなが待っていますが、続けて期待を裏切りすぎています。がんばってください。
2007年8月10日講談社文庫より発行

 - 2007年文庫, 女性刑事(捜査官)もの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆