海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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タンゴ・ステップ(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2008.5.23発行)

   

このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第6位
2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第8位
放射線治療をまじかにひかえた刑事ステファン・リンドマンが主人公
54年間眠れぬ夜を過ごしてきたへレベルト・モリーン パズルと人形と踊るタンゴがいまの彼の全てだった。その彼をとうとう敵が。
かつての同僚で彼に先輩としていろいろ教えてくれたへレベルト・モリーンが隠遁生活中に惨殺されたという新聞記事を目にしたリンドマンは、—-
スウェーデンが舞台のお勧めの警察小説です。クルト・ヴァランダー刑事シリーズと同じように読み始めたら面白くてとまりません。
ナチスを題材にした本書は、2000年原書発行 2002年ドイツ語訳が翻訳出版され、当のドイツでベストセラーに
「すでに世界の犯罪小説のクラシックの一つに数え上げられている」と訳者あとがきにあります。
2008年5月23日創元推理文庫より発行

 - 2008年文庫, 2009年版 (2008年), 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆