海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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20世紀の幽霊たち/ジョー・ヒル/小学館文庫(2008.9.10発行)

   

読んでいくうちに、どんどんはまっていく不思議な短編集
面白いと思ったものもあったけれど、ミステリベストテンたちの評価ほどの感銘は受けなかった。
自分の感覚とはあわないのかも知れないけれど、全部読んでしまったところがちょっとミステリかな。
☆闘うベストテン2008(ミステリチャンネル)海外ミステリ第2位
☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第4位
☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第4位
☆2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第7位
☆ミステリが読みたい2009年版 ベスト・ミステリ2008(早川書房)第11位
2008年9月10日小学館文庫より発行

<収録作品>
「年間ホラー傑作選」 「二十世紀の幽霊」 「ポップ・アート」
「蝗(いなご)の歌をきくがよい」 「アブラハムの息子たち」
「うちよりここのほうが」  「黒電話」   「挟殺」
「マント」 「末期の吐息」 「死樹」
「寡婦の朝食」 「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」
「おとうさんの仮面」 「自発的入院」 「救われしもの」
「黒電話[削除部分]」
筆者紹介:1972年アメリカ・メイン州生まれ。95年ヴァッサー大学卒業。
20代で創作をはじめ、2005年、『20世紀の幽霊たち』でデビューし、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラー作家協会賞を受賞
2007年(?)ベストセラー作家スティーブン・キングの息子であるというみずからの正体を明らかにした

 - 2008年, 2008年文庫, 2008海外ミステリ, 2009年版 (2008年), 2009年版(早川書房), 「もしもの世界」でのミステリ(SFミステリ)もの, 短編集もの, 評価: ☆☆☆