海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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ぼくと1ルピーの神様/ヴィカス・スワラップ/ランダムハウス講談社(2009.2.19発行)

   

話題の映画『スラムドッグ$ミリオネア』(第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞)の原作
映画は4月18日日本全国一斉ロードショウ
物語は、主人公のラム・ムハンマド・トーマスがクイズ番組で史上最高額の賞金を勝ち取ったことで逮捕されたところから始まる。
クイズで正解した訳を説き明かしていく形で、主人公の人生が語られます。
読んだ後の爽快感が何とも言えません。
本書は今までに37カ国で翻訳されているそうです。
2009年2月19日ランダムハウス講談社より待望の文庫本発行

筆者紹介:インドのアラハバードに生まれる。
アラハバード大学で、歴史、心理学、哲学を学んだ後、国際関係と異文化への興味から、1986年にインド外務省に入省。
外交官として、トルコ(1987-1990)、アメリカ(1993-1997)、エチオピア(1997-2000)、イギリス(2000-2003)に赴任。 2006年8月から、インドの高等弁務官代理としてプレトリア(南アフリカ共和国)に赴任。
アーティストの妻と2人の息子がいる。 (ランダムハウス講談社より)

 - 評価: ☆☆☆☆