赤い夏の日/オーサ・ラーソン/ハヤカワミステリ文庫(2008.10.25発行)
☆2004年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長篇賞受賞作品
人を捜すよりも登場人物一人一人がどうなるのか気になってしまう不思議なミステリ。登場人物の生き方を応援したくなって夢中になるミステリ。
女性弁護士レベッカ・マイティソンのシリーズ第2作 既に日本で第3作まで出版されています。
悲惨な事件に巻込まれ、心に傷を負ったままのレベッカは、職務に復帰した法律事務所で空虚な日々を送っていた。そんな彼女が、上司の出張に同行して故郷のキールナへ戻ってきた。だがそこで待っていたのは、またしても殺人事件だった。教会の女性司祭が夏至の夜に惨殺された—
あのスティーグ・ラーソンの「ミレニアム2 火と戯れる女」が2006年の同賞受賞作品です。1995年にはヘニング・マンケルの「目くらましの道」も同賞を受賞しています。
2008年10月25日ハヤカワミステリ文庫より発行
第1作「オーロラの向こう側」
第3作「黒い氷」
<スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長篇賞受賞作品>
1996年 ヘニング・マンケル
2006年 スティーグ・ラーソン
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女性弁護士もの, 女性弁護士レベッカ・マイティソン シリーズ, 評価: ☆☆☆☆