海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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生、なお恐るべし/アーバン・ウェイト/新潮文庫(2011.8.1発行)

   


主人公は54歳、牧場主で運び屋でもあるフィル・ハントと保安官でありながら運び屋として服役している父親を持つ保安官補のボビー・ドレイク
高い評価をミステリベストものから受ける作品になると思います。
あっという間に読み切ってしまいました。まだ読み続けていたかったな。
読み終わったあとにあなたには何が残るでしょうか。
本文からの抜粋「あいつを見捨てては行けない。これ以上俺のせいで命が失われてほしくない」
麻薬取締局の主任捜査官ドリスコルも有能で人間味あふれる脇役で好感が持てました。
是非お読みください。
2011年8月1日新潮文庫より発行 原題は「The Terror of Living」

 - ノワールもの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆