エージョント6(上)(下)/トム・ロブ・スミス/新潮文庫(2011.9.1発行)
☆2011年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第2位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第3位
☆2011年週刊文春ミステリベスト10(海外)第3位
☆ミステリが読みたい!2012年版(早川書房)第5位
元KGB捜査官でモスクワ殺人課責任者レオ・デミドフとその妻ライーサのシリーズ第3作 三部作の完結編
「どこまでも切ない愛の物語」と訳者。
予想もつかない展開にただただ呆然としてしまいました。
国家が個人に権力をふるったときの恐ろしさをこれほど痛切に伝える物語はありません。
人はいったいなんのために生きているのか。
それを痛いほど伝えるこの物語は本当に終わってしまったのでしょうか。Amazonのレビューの方の「終結してしまうのが大変惜しいと感じられます。あとおよそ10年、ソビエト崩壊のときを迎える瞬間までのレオと家族の物語を読むことはかなえられないのでしょうか。」おっしゃるとおりです!!
2011年9月1日新潮文庫文庫より発行 原題は「AGENT 6」
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