海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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スリー・パインズ村の無慈悲な春 ガマシュ警部シリーズ/ルイーズ・ペニー/ランダムハウス講談社(2011.5.10発行)

      2015/12/14


☆2008年アガサ賞(AGATHA AWARDS)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品 前作と連続受賞に輝く!!
☆2009年アンソニー賞 長編賞ノミネート作品
☆2009年マカヴィティ賞 長編賞ノミネート作品
☆2009年バリー賞 長編賞ノミネート作品

主人公のアルマン・ガマシュ警部・補佐役のジャン・ギー・ボーヴォワール警部補・その部下たちと村人で芸術家で鋭い洞察力を持つクララ・モローのシリーズ第3作

エルキュール・ポワロの再来といわれるケベック州警察本部殺人課を率いる50代半ばのアルマン・ガマシュ警部の活躍をお楽しみ下さい。

平和でのどかな村スリー・パインズ村で降霊会が開かれ、死者を呼び出す儀式が始まった—-

どんな人間にも潜む人への嫉妬ややっかみの心を余すことなく描き出しながらも、人間の本当の優しさ、信頼する大切さを伝える作品
2011年5月10日ランダムハウス講談社より発行 原題は「The Cruelest Month」
<ガマシュ警部シリーズ紹介>
①『スリー・パインズ村の不思議な事件』(2005)日本では2008年8月
②『スリー・パインズ村と運命の女神』(2007)日本では2009年6月
③本書『スリー・パインズ村の無慈悲な春』(2008)日本では2011年5月
④『スリー・パインズ村と警部の苦い夏』(2009)日本では2012年7月
⑤『The Brutal Telling』(2009)
⑥『Bury your Dead』(2010)
⑦『A Trick of the Light』(2011)

<作家紹介>
「見事な筆致。カナダで一番のミステリの名手」――カルガリーヘラルド紙

 - スリー・パインズ村 アルマン・ガマシュ警部・補佐役のジャン・ギー・ボーヴォワール警部補シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆