氷の闇を越えて/スティーヴ・ハミルトン/ハヤカワ文庫(2000.4.15発行)
☆1999年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞最優秀処女長篇賞受賞作品
☆1999年PWA(アメリカ私立探偵作家クラブPrivate Eye Writers of America) 賞最優秀処女長篇賞受賞作品
「わたしの胸のなかには銃弾がある。」という書き出しで私立探偵アレックス・マクナイトの物語は始まります。
元マイナーリーグの捕手で、元デトロイト市警(8年間勤務)
父の残した狩猟者たちの宿泊用ロッジを管理しながら暮らしていたが、調査員の仕事を始めて—-
「解錠師」がすばらしかったので、デビュー作も読んでみました。
期待通りの作品です。
「緻密なプロット※1と——卓越した人物造形※2が書評子に絶賛され」と紹介されています。
2000年4月15日ハヤカワ文庫より発行 原題は「A Cold Day in Paradise」
※1プロット
劇作用語 物語全体の粗筋を前もって構成しておく段階をプロットという。ストーリーの設計図とも呼ばれ.ている。
※2人物造形
キャラクター作りのこと。
2000年4月15日ハヤカワ文庫より発行
あの感動の傑作『解錠師』を書いた作家スティーヴ・ハミルトンのデビュー作品
IBMに勤務しながら書いた本書
アレックス・マクナイトのシリーズ第2作『ウルフ・ムーンの夜』と第3作『狩りの風よ吹け』が出版されていますので、それを読んでみたいと思います。
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男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆