海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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知らずにいれば/シェヴィー・スティーヴンス/ハヤカワ・ミステリ文庫(2012.10.15発行)

      2015/12/10


カナダ南西部にある風光明媚な島ヴァンクーヴァー島。

6歳の娘アリーがいる家具修復の工房を営むサラ・ギャラガーは、結婚を前に生みの親について調べ始めた。それがどんな結果を招くかも考えずに—-

精神科医ナディーンとのセッションの形で語られる物語。

それにしても、何という過酷な状況に主人公を置くのでしょうか。

セッション24までをじっくりとお楽しみ下さい。

2012年10月15日ハヤカワ・ミステリ文庫より発行 原題は「Never Knowing」
デビュー作品は、『扉は今も閉ざされて

 - 評価: ☆☆☆☆☆