海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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捜査官ポアンカレ -叫びのカオス-/レナード・ローゼン/ハヤカワポケットミステリ(2013.8.10発行)

      2015/12/05


☆2012年アメリカ探偵作家最優秀新人賞ノミネート作品

自分の仕事が原因で、妻・子供・孫に危害が及んでしまったら、あなたならどうしますか。どう生きていきますか。

モンパルナス墓地にある墓石の前で主人公のアンリ・ポアンカレが跪くプロローグからこの物語は始まります。

主人公のアンリ・ポアンカレは、インターポール(国際刑事警察機構)の捜査官

世界貿易機構で講演予定だった数学者ジェームズ・フェンスターがアムステルダムのホテル最上階の部屋で爆死する事件が—

本書がデビュー作品で、既に第2作「THE TENTH WITNESS」が発表されています。

2013年8月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「ALL CRY CHAOS」

 - 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆