「 男性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの 」 一覧
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ダブリンで死んだ娘/ベンジャミン・ブラック/ランダムハウス講談社(2009.4.10発行)
2009/05/29 2010年版(早川書房), 歴史ミステリもの, 男性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 評価: ☆☆☆
2008年アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)最優秀長篇賞ノミネート作品 舞台は1950年代のアイルランドのダブリン 主人公は病理科医長・検死官も務めているクワーク 主人公が検死官でも検死官が科学的知識・考察により事件を解決するいわゆる検死官ものとは違います。 真実を正義を求めて、ぶきっちょなまでにまっすぐに突き進む主人公 こういう作品をアメリカ探偵作家クラブは好んでいますね。 「ブッカー賞作家が…
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法人類学者デイヴィッド・ハンター/サイモン・ベケット/ヴィレッジブックス(2009.2.20発行)
2009/05/28 男性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 評価: ☆☆☆☆☆
久々に読むのに夢中になり、乗換駅で降りるのを忘れるところでした。 2006年CWA(英国推理作家協会(Crime Writers’ Association))賞最優秀長篇賞ノミネート作品 世界20か国で100万部を売るベストセラー 絶対にお勧めのミステリです。 物語は8歳と11歳の兄弟が森の中で蛆の行列と出くわしたところから始まります。 主人公は邦題のとおり法人類学者デイヴィッド・ハンター 今はロ…
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老検死官シリ先生が行く/コリン・コッタリル/ヴィレッジブックス(2008.8.20発行)
2009/02/08 ユーモア・ミステリ, 男性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 評価: ☆☆☆☆☆, 霊的なものや原住民の知恵を授かるミステリ
主人公はラオスでただ一人の検死官73歳のシリ・パイプーン 原題は『Coroner’s Lunch』 物語は1976年10月ラオス人民共和国 トランとトランとホクの三人がナイロンテープで結びつけられた錆びた(さびた)爆弾に引っ張られて、みぞれのように落下して行くところから始まる。 これはめちゃくちゃ面白い!!!! この作品を読み終えてしまうのは残念でたまりませんでした。 何故日本のベストテンものに一…