「 2005年版 (2004年) 」 一覧
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ダーク・レディ〈上〉〈下〉/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2004.9.1発行)
2005/01/20 2004年, 2005年版 (2004年), リーガル(法律・法廷)サスペンスもの, 女性検事もの, 評価: ☆☆☆☆☆
このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)第7位 6年と9カ月栽判で負けていない検察局殺人課課長を務め”ダーク・レディ”の異名を持つ女性検事補ステラ・マーズが主人公 検事補が主人公ながら、法廷ミステリというよりも選挙が絡んだポリティカル(政治)ミステリといってよいかも。 とにかく面白い。先をどんどん読みたい気持ちと読んでしまったらこの物語から離れなければならなくなるのはいやだという気持ち…
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迷宮の暗殺者/デイヴィッド・アンブローズ/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)
2005/01/18 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), ラブ(ロマンス)サスペンス, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)第8位 とにかくおもしろい!本の紹介に「ジェットコースター・サスペンス」とあるが、まさにその通りです。次々に展開していくストリーに目が離せません。ハリウッドで映画化の話が進んでいるのも納得できます。 主人公は、特殊工作員のチャーリー・モンクと女医のスーザンフレミング。作者は映画では、チャーリーはジュード・ロウにスーザンはジュリア・ロバーツに演じてもらいた…
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ワイオミングの惨劇/トレヴェニアン/新潮文庫
2005/01/14 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), 評価: ☆☆☆
このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第3位 作家は伝説(?)の覆面作家 自分のプライバシーを守っている人だそうです。 19世紀末のアメリカが舞台 50ページまでは本当に退屈だし128ページまで行っても、西部の町の住民紹介だけ。どう展開していくのか予想がついてしまうし、凶悪犯にはいらいら以上の嫌悪感を覚える。映画化を想定して書いているのでしょうか。 闘うベストテン2004(ミス…
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『珈琲相場師』/デイヴィッド・リス /ハヤカワ・ミステリ文庫
2005/01/13 2005年版 (2004年), 歴史ミステリもの, 評価: ☆☆☆☆☆
作家はフロリダ南部育ち コロンビア大学大学院でイギリスの小説と金融の関係を研究 このミステリーがすごい!2005年度版(2004年) 宝島社 第20位 舞台は1659年当時世界の商業の中心だったオランダ・アムステルダム 歴史ミステリ 当時の女性に対する考え方やユダヤ教がこの当時からヨーロッパで迫害を受けていたことに驚かされます。 主人公は、相場師のミゲル・リエンゾ 最初はちょっと入りにくいかもしれ…
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炎に消えた名画(アート) /チャールズ ウィルフォード/扶桑社ミステリー
2004/12/09 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), 評価: ☆☆☆
闘うベストテン2004海外ミステリ第9位 このミステリーがすごい!2005度版海外編第12位 最後まで読んでみると、ストリートしてはおもしろいと思う。 だけど、78ページから110ページまでは、美術の説明に終始し、小説の中で話を聞いていた恋人が眠ってしまったように、眠ってしまいました。 この部分は、翻訳者の楽しい気持ちは伝わってくるものの、美術に興味が少ししかない人には、難解でおもしろくない。飛ば…