「 闘うベストテン (AXNミステリチャンネル) 」 一覧
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文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!/ジャスパーフォード/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2003.10.20発行)
2005/01/29 2003海外ミステリ, 「もしもの世界」でのミステリ(SFミステリ)もの, 女性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆
闘うベストテン2003(ミステリチャンネル)海外ミステリ第5位 めちゃめちゃに自由な発想で書かれたミステリです。映画にしたらどんなにおもしろいでしょう!!文学の教養がある方にはとても楽しめると思います。 舞台は1985年のイギリスだが、今とは違う歴史をたどるもう一つの別のイギリス。 クリミヤ戦争は終結せず、帝政ロシアとの戦争は131年目。 ウェールズは独立。コンピューターはなく、空の旅は飛行船。ク…
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半身/サラ・ウォーターズ/創元推理文庫
2005/01/28 2003年, 2003海外ミステリ, 2004年版 (2003年), 歴史ミステリもの, 評価: ☆☆☆☆☆
2003年海外週間文春ミステリーベスト10 輝く第1位 舞台は19世紀のイギリス ミルバンク監獄(実在) うーん!!!! やられたと思える素敵なミステリです。 最初の6ページがとてもわかりにくく、170ページまでくらいまで読んでから読み返しました。主語が跳んでいて、誰の言葉かわからないし、読んだばかりでは人間関係もわからないので理解しにくい。ここをとりあえず乗り切れば、不思議な世界に入っていけます…
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ブレイン・ドラッグ/アラン・グリン/文春文庫(2004.2.10発行)
2005/01/24 2004海外ミステリ, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2004第10位 2002年のイギリス推理作家協会最優秀新人賞の候補になる 10年ぶりに会った別れた妻の兄(コカインの売人だった)から渡された一粒の錠剤。それがすべての始まりだった— 後半に急展開を見せ、想像もしなかった結末へとつながっていきます。後半をもっと突っ込み、量も増やした方がベターとも思いましたが、この方が余韻が残って良いのかもしれませんね。 読み始めたら最後まで一…
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迷宮の暗殺者/デイヴィッド・アンブローズ/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)
2005/01/18 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), ラブ(ロマンス)サスペンス, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)第8位 とにかくおもしろい!本の紹介に「ジェットコースター・サスペンス」とあるが、まさにその通りです。次々に展開していくストリーに目が離せません。ハリウッドで映画化の話が進んでいるのも納得できます。 主人公は、特殊工作員のチャーリー・モンクと女医のスーザンフレミング。作者は映画では、チャーリーはジュード・ロウにスーザンはジュリア・ロバーツに演じてもらいた…
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ワイオミングの惨劇/トレヴェニアン/新潮文庫
2005/01/14 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), 評価: ☆☆☆
このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第3位 作家は伝説(?)の覆面作家 自分のプライバシーを守っている人だそうです。 19世紀末のアメリカが舞台 50ページまでは本当に退屈だし128ページまで行っても、西部の町の住民紹介だけ。どう展開していくのか予想がついてしまうし、凶悪犯にはいらいら以上の嫌悪感を覚える。映画化を想定して書いているのでしょうか。 闘うベストテン2004(ミス…
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炎に消えた名画(アート) /チャールズ ウィルフォード/扶桑社ミステリー
2004/12/09 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), 評価: ☆☆☆
闘うベストテン2004海外ミステリ第9位 このミステリーがすごい!2005度版海外編第12位 最後まで読んでみると、ストリートしてはおもしろいと思う。 だけど、78ページから110ページまでは、美術の説明に終始し、小説の中で話を聞いていた恋人が眠ってしまったように、眠ってしまいました。 この部分は、翻訳者の楽しい気持ちは伝わってくるものの、美術に興味が少ししかない人には、難解でおもしろくない。飛ば…