「 闘うベストテン (AXNミステリチャンネル) 」 一覧
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真夜中に捨てられる靴/デイヴィッド・マレル/ランダムハウス講談社(2007.5.1)
2008/01/06 2007海外ミステリ, 男性刑事(捜査官)もの, 短編集もの, 評価: ☆☆☆☆
闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第8位 表題を含む全8篇の短編集 著者は「ランボー」の原作者 表題の「真夜中に捨てられる靴」は、先を読まずにはいられないし、読み始めたら止まらない短編ミステリです。 サンタフェ市警に勤めるロメロ巡査は、通勤路の道路に落ちている靴に目を留める—- それ以外の作品には、同じ作家が書いたとは思えない、内容が異なるミステリ短編が集まっています …
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狂人の部屋 ツイスト博士シリーズ/ポール・アルテ/ハヤカワ・ミステリ(2007.6.15発行)
2007/12/22 2007海外ミステリ, 2008(2007年), 2008年版 (2007年), 2008年版(早川書房), 男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆
2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007年)第1位 犯罪学者アラン・ツイスト博士のシリーズ第4作(1990年の作品) 科学的な捜査によって犯人を追い詰める最近のミステリではなく、事件の謎を推理によって解いていく形の伝統的ミステリ 訳者あとがきで「現在のミステリが失ってしまった何か」がこのミステリにはあると書いています。 アラン・ツイスト博士の長編ものシリーズ『第4の扉』『死が招く』…
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デス・コレクターズ/ジャック・カーリイ/文春文庫(2006.12.10発行)
2007/11/25 2007年文庫, 2007海外ミステリ, 2008年版 (2007年), モビール市警察本部刑事カーソン・ライダー シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第1位 モビール市警察本部刑事カーソン・ライダーのシリーズ第2作 『百番目の男』から待つこと1年半 待望の第2作 必ず第1作からお読み下さい。第1作で登場した無能な警部は本作では姿を消してくれました。本当によかった。 作品の中で印象に残った言葉「不正直な人生から最初に盗まれるものが笑顔だ」 このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベ…
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闘うベストテン2006(ミステリチャンネル)海外ミステリ
2007/11/13 2006海外ミステリ, ランキング・ベスト, 闘うベストテン (AXNミステリチャンネル)
第1位 『ヘルファイア・クラブ(上)(下)』/ピーター・ストラウブ/創元推理文庫 第2位 『風の影(上・下)』/カルロス・ルイス・サフォン/集英社文庫 第3位 『ハマースミスのうじ虫』/ウィリアム・モール/東京創元社 第4位 『隣のマフィア』/トニーノ・ブナキスタ/文春文庫 第5位 『失われた男』/ジム・トンプスン/扶桑社ミステリー 第6位 『逸脱者(上・下)』/…
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アルアル島の大事件/クリストファー・ムーア/創元推理文庫
2007/11/12 2006海外ミステリ, ユーモア・ミステリ, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2006(ミステリチャンネル)海外ミステリ第10位 この作品は本当に痛快でハチャメチャに愉快なミステリです。 舞台は1990年代の太平洋ミクロネシアのはずれ・シャーク族の住むアルアル島(こんなのあるわけないけどね) 2006年3月17日創元推理文庫より発行 …
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隣りのマフィア/トニーノ・ブナキスタ/文春文庫(2006.1.10発行)
2007/11/11 2006海外ミステリ, 評価: ☆☆☆☆☆
闘うベストテン2006(ミステリチャンネル)海外ミステリ第4位 フランス・ノルマンディー地方の小さな町に引っ越してきた17歳の女の子と14歳の男の子を連れたアメリカ人4人家族 どんな波乱をこの小さな町に引き起こすのか。それは読んでからのお楽しみ。 本の裏にあるあらすじ概略は決して読まないでお楽しみ下さい。ここに書いてあることがおきるのは、343ページある本書の270ページを過ぎてからなのですから。…
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数学的にありえない〈上〉〈下〉/アダム ファウアー/文藝春秋(2006.8.25発行)
2007/09/01 2006年, 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 評価: ☆☆☆☆☆
2006年週間文春海外ミステリーベストテン第3位 第1回世界スリラー作家クラブ新人賞受賞作 とにかくおもしろい。下巻まで一気に読んでしまいました。まだ、読み続けていたい気がしています。 あなたもこの不思議な世界にぜひご参加下さい。 いったい何のために、いったい誰が、直感というかなんていうか 『声』 を授けてくれるのでしょうか。 あなたにも身におぼえはありませんか。 『声』 には心を傾けて後悔しない…
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復讐はお好き? /カール・ハイアセン/文春文庫(2007.6.10発行)
2007/08/10 2007年, 2007年文庫, 2007海外ミステリ, 2008年版 (2007年), 評価: ☆☆☆☆☆
2007年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位 アメリカで絶大な人気を誇るベストセラー作家 11作目の長編小説 結婚記念の旅行で、豪華客船から海に突き落とされた妻ジョーイ・ペローネ 本の題名にあるように、いったいどんな復讐が始まるのか。それは読んでからのお楽しみです。 フロリダの乱開発を告発し続ける作家の痛快な作品です。 一気に読んでしまいました。 このミステリーがすごい!2008年版(200…
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ヘルファイア・クラブ(上)(下)/ピーター・ストラウブ/創元推理文庫(2006.8.25発行)
2007/07/07 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 評価: ☆☆☆☆☆
このミステリーがすごい!2007年度版(2006年)ベスト20宝島社<海外>第15位 解説の中で「ストラウブと読むもは億劫だストラウブ作品は文学性が高いとか—-うっとうしくおもっているあなたは、——-本書は別人だと思って読んでみるべし。強烈な緊張感の横溢する本書は一級のノンストップサスペンス」と紹介しています。 非常に優れたミステリで、絶対にお勧めの作品です。 2006年8月25日創元…
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ハマースミスのうじ虫/ウィリアム・モール/東京創元社(2006.8.31発行)
2007/05/21 2006年文庫, 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆
このミステリーがすごい!2007年度版(2006年)第13位 本書の裏表紙に「伝説の逸品」とあり、本書解説の方も「ついに復活した—–翻訳も新たに甦ったのだ」と書いています。素人探偵のワイン商キャソン・デューカーが主人公です。 邦題は直訳なのでしょうが、手にするのもちょっと気になる題名と思いませんか。 「ハマースミス街の脅迫者」か「ハマースミス街の奇想」の方がよかったのではないでしょうか。 刊…
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失われた男/ジム・トンプソン/扶桑社ミステリー
2007/03/24 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 評価: ☆☆☆☆☆
このミステリーがすごい!2007年度版(2006年)宝島社 <海外> 第20位 闘うベストテン2006(ミステリチャンネル) 海外ミステリ 第5位 先に何が待っているのか、全く見当のつかないおもしろさ。物語の展開のすばらしさ。この作家の実力はすごいと思います。 この作家独特の世界に、あなたも是非ひたってください。ちょっと時代を感じることもありますが、とても入りやすい世界です。 解説の中で「これ…
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あなたに不利な証拠として/ローリー・リン・ ドラモンド /ハヤカワ書房(2006.2.9発行)
2007/03/24 2006年, 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 女性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆
2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位に輝く作品 実際に市警の警官だった作家が描く婦人警官達の生き様・心の葛藤が素晴らしい表現力で読む人に伝わってきます。 訳者あとがきがのなかで「エルモア・レナードに『彼女の書くものはこれから全部読む』と言わしめたほど強烈で斬新な、心と五感を容赦なくえぐる作品」と記しています。 ところで、早川書房さん、本書裏表紙の作品紹介は、はっきりと間違っています。…
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奇術師の密室/リチャード・マシスン/扶桑社ミステリー(2006.7.29発行)
2007/02/18 2006年, 2006年文庫, 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 評価: ☆☆☆☆☆, 魔術師(奇術師・降霊師)もの
2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第7位 往年の名奇術師が植物人間となり、2代目の息子を廻る事件の一部始終を目撃して、それを語る形のミステリー 何しろ奇術師だけに、至る所に仕掛けがあり、何回もだまされてしまう。またまた、やられてしまったかと爽快な気分にさせられるミステリーです。 評価どおりの秀作です。 このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社でも第7位 闘うベス…
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風の影(上)(下)/カルロス・ルイス・サフォン/集英社文庫(2006.7.20発行)
2006/11/03 2006年, 2006年文庫, 2006海外ミステリ, 2007年版 (2006年), 歴史ミステリもの, 評価: ☆☆☆☆☆
2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位 読み終わった後もずっと心がぽかぽかしてくる、そんな素敵なミステリーです。 心温まる、スペイン内戦時代を舞台にした友情と夢の物語をあなたも楽しんでください。ベストセラーになっている理由が分かります。 訳者はあとがきの中で「読者の心にほんとうにとどいた作品は必ず生き残る」と本書を紹介しています。 スペインの現代小説では史上空前ともいえる超ロング・ベス…
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逸脱者〈上〉 〈下〉/グレッグ ルッカ/講談社文庫(2006.1.15発行)
2006/04/12 2006海外ミステリ, アティ カス・コディアック シリーズ, ボディーガードもの, 評価: ☆☆☆☆☆
本書はアティ カス・コディアックを主人公とするシリーズ第4作 読み始めたら止めることのできない面白さ。あっという間に読みきってしまいました。 ボディーガードを職業とするアティカスとその仲間たちと暗殺者との息詰る戦いにあなたも巻き込まれます。お勧めの作品です。 グレッグ ルッカは、1996年プロのボディーガード アティ カス・コディアックを主人公にした『守護者(キーパー)』でデビュー 『奪回者』『…