海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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狂人の部屋 ツイスト博士シリーズ/ポール・アルテ/ハヤカワ・ミステリ(2007.6.15発行)

      2016/01/12


☆2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007年)第1位
☆ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第3位
☆このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島<海外>第7位
☆闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ次点(第11位)

犯罪学者アラン・ツイスト博士のシリーズ第4作(1990年の作品)

科学的な捜査によって犯人を追い詰める最近のミステリではなく、事件の謎を推理によって解いていく形の伝統的ミステリ。

訳者あとがきで「現在のミステリが失ってしまった何か」がこのミステリにはあると書いています。

アラン・ツイスト博士の長編ものシリーズ『第4の扉』『死が招く』『カーテンの陰の死』外にアラン・ツイスト博士もの『赤髭王の呪い』(『第四の扉』刊行以前に私家版として発表された幻のツイスト博士シリーズ 短編もはいっています)

2007年6月15日ハヤカワ・ミステリより発行

 - 2007海外ミステリ, 2008(2007年), 2008年版 (2007年), 2008年版(早川書房), 男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆