イデアの洞窟/ホセ・カルロス・ソモザ/文芸春秋
2004年週刊文春ミステリベストテン第9位 イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞
ホセ・カルロス・ソモサは、1959年キューバ生まれ スペインのマドリッド在住の元精神科医
現在までに9冊の著作があり、英訳された作品は本書が初めて
このミステリーがすごい2005年度(宝島社)でも第15位 日本のミステリー界での評価も高い作品です。
古代ギリシャのミステリーに、脚注の形で説明がついている。その脚注でも、もう一つの物語が進行し、最終的に二つの物語が融合していくスタイルをとった変わった作品。
私は脚注の方はほとんど無視して読みました。
哲学・思想好きにはこたえられない面白い作品です。
2004年7月25日文芸春秋より発行
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2004年, 2005年版 (2004年), 評価: ☆☆☆☆