海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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〈プラチナファンタジイ〉 奇術師/クリストファー・プリースト/ハヤカワ文庫(2004.4.30発行)

   

闘うベストテン2004(ミステリーチャンネル)第1位 世界幻想文学大賞受賞作品
アンドルー・ウェストリーは、超常現象の特集記事を担当する新聞記者。
一卵性双生児の兄弟がどこかにいるのではないかといつも心に感じていた。
20世紀初頭の稀代の2人の奇術師が残した手記がその謎を解明していく物語。
クリストファー・プリーストは、1943年イギリス生まれ 近年はSFと幻想小説との境界線上にある作品を発表
2004年週刊文春ミステリベストテン第5位
このミステリーがすごい!2005年度(宝島社)第10位
日本のミステリー界での評価が高い作品です。
解説によれば、本書は映画化が進められているそうです。
2006年日本でも東宝洋画系でロードショウ予定
2004年4月30日ハヤカワ文庫より発行
2006

 - 2004年, 2004海外ミステリ, 2005年版 (2004年), 「もしもの世界」でのミステリ(SFミステリ)もの, 評価: ☆☆☆, 魔術師(奇術師・降霊師)もの