海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

*

白い雌ライオン/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2004.9.30発行)

   

クスウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第3作
【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】
☆このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第15位
スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?—–
人種隔離政策撤廃前の南アフリカの問題を背景に起きた事件をクルト・ヴァランダー刑事が追いかけます。
スーパースターでもない彼の心の葛藤や人間味あふれる行動に心がひかれます。早く次の作品の翻訳をお願い致します。
このシリーズは、35もの言語に翻訳され売り上げが二千万部に足しているという。韓国でも出版されています。
日本での本書の発行は2004年9月創元推理文庫より発行(本国スウェーデンでは1993年出版) 

 - 2005年版 (2004年), スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆