海外ミステリの本棚

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警視の因縁/デボラ・クロンビー/講談社文庫(2015.6.12発行)

      2015/11/20


☆2015年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第18位

ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補のシリーズ第13作。

前作から2年半ぶりの翻訳。どうしてこんなに時間がかかるのでしょうか。講談社様教えてください。

5月、一時間で戻る予定で幼い娘を知人に預けたままアーティストのサンドラ・ジルは消息を絶ってしまう。

夏を迎えたある日、ジュマの友人のティムはサンドラの夫・弁護士のナツ・マルクと会う約束をしていたが、時間に几帳面な彼はやってこないだけでなく、連絡が全く取れなくなった。ジュマはティムの依頼を受けて調査にのりだすが—

何度も涙が出てきてしまう場面が登場してきます。

子供がこの物語のすべての中心です。

是非是非第1作から読んで、このシリーズの虜になって下さい。

2015年6月12日講談社文庫より発行 原題は「NECESSARY AS BLOOD」

<シリーズの紹介>
第1作『警視の休暇
第2作『警視の隣人
第3作『警視の秘密
第4作『警視の愛人
第5作『警視の死角
第6作『警視の接吻
第7作『警視の予感
第8作『警視の不信
第9作『警視の週末
第10作『警視の孤独
第11作『警視の覚悟
第12作『警視の偽装
第13作『警視の因縁』本書

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