警視の因縁/デボラ・クロンビー/講談社文庫(2015.6.12発行)
☆2015年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第18位
ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補のシリーズ第13作。
前作から2年半ぶりの翻訳。どうしてこんなに時間がかかるのでしょうか。講談社様教えてください。
5月、一時間で戻る予定で幼い娘を知人に預けたままアーティストのサンドラ・ジルは消息を絶ってしまう。
夏を迎えたある日、ジュマの友人のティムはサンドラの夫・弁護士のナツ・マルクと会う約束をしていたが、時間に几帳面な彼はやってこないだけでなく、連絡が全く取れなくなった。ジュマはティムの依頼を受けて調査にのりだすが—
何度も涙が出てきてしまう場面が登場してきます。
子供がこの物語のすべての中心です。
是非是非第1作から読んで、このシリーズの虜になって下さい。
2015年6月12日講談社文庫より発行 原題は「NECESSARY AS BLOOD」
<シリーズの紹介>
第1作『警視の休暇』
第2作『警視の隣人』
第3作『警視の秘密』
第4作『警視の愛人』
第5作『警視の死角』
第6作『警視の接吻』
第7作『警視の予感』
第8作『警視の不信』
第9作『警視の週末』
第10作『警視の孤独』
第11作『警視の覚悟』
第12作『警視の偽装』
第13作『警視の因縁』本書
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