ファインダーの中の女/アラン・ラッセル/集英社文庫
主人公は有名人を狙うカメラマン・パパラッチのブラハム・ウェルズ
導入部分で話があっちこっちに飛ぶので、最初は取り掛かりにくい小説です。
読むのを止めてしまう短気な人もいるかもしれません。
舞台設定が分かってきてからは、のめりこんで一気に読みきってしまいました。
映画好きの方なら絶対にお薦めのミステリです。
パパラッチを職業に選んでいたら、どのように良心と折り合っていくのでしょうか。
本書でその答えが見つかるかもしれませんよ。
題名はもうちょっと工夫して欲しかったと思います。
集英社文庫より2007年1月25日より発行
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評価: ☆☆☆☆