海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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エムズワース卿の受難録/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.12.15発行)

   

P.G.ウッドハウス選集〈2〉 〈1〉は「ジーヴズの事件簿
ますますミステリから離れた感があるのですが、とにかく愉快!! 田舎暮らしが好きで領地でのんびり暮らしたい「綿菓子のような頭脳」を持つ老伯爵エムズワース卿が主人公のシリーズの全短編集
不肖の息子 鉄血の妹 頑固な庭師 騒動に揺れる伯爵の領地に平和はいつ来るのでしょうか。
収録作品
「南瓜が人質」「伯爵と父親の責務」
「豚、よォほほほほーいー!」「ガートルードのお相手」
「あくなき挑戦者」「伯爵とガールフレンド」
「ブランディングズ城を襲う無法の嵐」「セールスマンの誕生」
「伯爵救出作戦」「フレディの航海日記」
エムズワース卿の登場しない特別収録作品「天翔けるフレッド叔父さん」
2005年12月15日文藝春秋より発行
 

 - ユーモア・ミステリ, 短編集もの, 評価: ☆☆☆☆