海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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エミリーの不在(上)(下)/ピーター・ロビンスン/講談社文庫(2006.6.15発行)

   

アラン・バンクス警部を主人公とするシリーズ11作目
この本を読んでエントリーしたはずなのに検索しても本サイトから出てこなかったため、もう一度読んだ作品
読んでよかった!!
娘とのパリ週末旅行を控えたバンクスを待っていたのは、天敵ともいえる警察本部長ジミー・リドルからの「頼みがある」という電話だった—-
彼を信頼する警視からバンクスに諭す場面から
「きみが規則どおりにやるわけないよ。ーーー規則どおりにやるなら本件の担当はきみでなくてもいいってことになるだろう?
私は、ただ、怒りや復讐心で目を曇らせ判断を誤ることのないようにと言っているんだ。」
ところで、バンクスの個人生活は危機をむかえています。どうなるのか、事件とは別にとても気をもむところですね。
2006年6月15日講談社文庫より発行


シリーズ第12作 『余波』 何と3年間の空白を経て2009年7月15日発行

 - イギリス・ヨークシャーの主席警部アラン・バンクス シリ-ズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆