天使は振り返る(上)(下)/グレッグ・アイルズ/講談社文庫(2010.8.12発行)
待ちに待ったグレッグ・アイルズの作品が約2年の歳月を経て、やっと手の中にあります。
そのプロローグは衝撃的です。
町の誇りと讃えられていた17歳の美しい少女が流れに浮かび、ミシシッピ川へと流れていった—-
主人公は検事出身で43歳の作家ペン・ケージ
『沈黙のゲーム』から7年 シリーズ第2作
法廷ミステリではありません。ハードボイルドな冒険アクション小説です。
読み終わった後にあなたには何が残るのでしょうか。いつまでも読み続けていたいミステリです。
訳者は「神なき世界を暗示する本書は、古典的犯罪の枠組みを超えた現代の断面を映し出す絵巻」と本書を要約しています。
2010年8月12日講談社文庫より発行
『沈黙のゲーム』2003年7月15日講談社文庫より発行
本文から抜粋
「日々、最後の日であるように生きよ。なぜなら、いつか必ずそれが正しいと思うからだ」
関連
-
冒険アクションもの, 評価: ☆☆☆☆☆