海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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パイは小さな秘密を運ぶ/アラン・ブラッドリー/創元推理文庫(2009.11.27発行)

   

☆2007年CWA(英国推理作家協会)THE DEBUT DAGGER※受賞作品
 ※デビュー・ダガーはミステリ作家志望者のためのコンテスト 
  未発表の作品の冒頭三千語程度にあらすじを添えて応募するもの。
☆2010年バリー賞(THE BARRY AWARDS)最優秀処女長篇賞ノミネート作品
☆2010年アンソニー賞(ANTHONY AWARDS)最優秀処女長篇賞ノミネート作品
こまっしゃくれた11歳の科学なかでも毒の研究が何より好きな女の子フレーヴィア・ド・レースが主人公
作者は6作をシリーズとして構想したそうです。
既に第2作『人形遣いと絞首台』(The Weed that Strings the Hangman’s Bag)も翻訳されています。
2009年11月27日創元推理文庫より発行 原題は「The Sweetness at the Bottom of the Pie」

 - 女性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆