警視の覚悟/デボラ・クロンビー/講談社文庫(2010.10.15発行)
ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補のシリーズ第11作
クリスマス・イブ ロンドンを出発してダンカンの実家に到着した4人を待ち受けていたのは、ダンカンの妹からの電話だった—-
事件のなぞを解くところに重点があるのではなく、家族の愛と憎しみに重きを置いたミステリ
ダンカンとジェマの二人が互いに相手に気持ちを慮っていろいろと遠慮するのは相変わらずですが、4人の家族の絆は強まっていきます。
講談社様迅速な翻訳をありがとうございました。すでに刊行されているシリーズ2作もよろしくお願いいたします。『Where Memories Lie』『Necessary as Blood』
是非第1作からこのシリーズをお読みください。
2010年10月15日講談社文庫より発行 原題は『Water Like a Stone』
本文から抜粋 ダンカンの母がジェマに「ふたりの絆っていうピースからは絶対に目をはなしてはいけない。けど、かといって、それをなくすことばかり恐れてはいけないの」
第10作 2010年2月13日講談社文庫より発行 原題は「IN A DARK HOUSE」
第1作『警視の休暇』
第2作『警視の隣人』
第3作『警視の秘密』
第4作『警視の愛人』
第5作『警視の死角』
第6作『警視の接吻』
第7作『警視の予感』
第8作『警視の不信』
第9作『警視の週末』
関連
-
ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補 シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆