陪審員に死を/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2014.2.21発行)

前作翻訳発表から約２年を経て出され、待ちに待っていたニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー　シリーズ第7作

またしてもどうしてこんなに待たせたのでしょうか。

アマゾンのレビューで皆さんが翻訳ペースの遅さを指摘されていますが、出版社は本当に何を考えているのでしょうか。

キャシー・マロリーの相棒で傷病休暇中のライカーが心を寄せる女性の周囲では、恐ろしい事件が次々と起こっていた—

はじめてこのシリーズを読まれる方は、是非シリーズ第1作から一気にお読み下さい。なお、2013年8月に第11作が発表されています。

このシリーズの虜にならない人はいません。
＜ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー　シリーズ＞
第1作　氷の天使（マロリーの神託）/創元推理文庫(2001.5.25発行)
第2作　アマンダの影(二つの影)/創元推理文庫（2001.6.29発行）
第3作　死のオブジェ/創元推理文庫(2001.8.31発行)
第4作　天使の帰郷/創元推理文庫(2003.2.28発行)
第5作　魔術師の夜(上)(下)/創元推理文庫(2005.12.28発行)
第6作　吊るされた女/ 創元推理文庫(2012.6.29発行)
第7作　本書　陪審員に死を
第8作　Winter House – September 6, 2005
第9作　Find Me – October 2, 2007; UK: Shark Music – May 1, 2008
第10作 The Chalk Girl – July 3, 2012
第11作 It Happens In The Dark – UK: August 20, 2013

2014年2月21日創元推理文庫より発行　原題は「Dead Famous 」 UK: The Jury Must Die

 - ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ, 女性刑事（捜査官）もの, 評価: ☆☆☆☆☆