模倣犯(上)(下)(犯罪心理捜査官セバスチャン)/M・ヨート&H・ローセンフェルト/創元推理文庫(2015.1.23発行)
☆2015年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第15位
スウェーデンを代表する脚本家がタッグを組んだ北欧のミステリ シリーズ第2作
物語が終わってしまうのが惜しくて、じっくりゆっくりと読みたいミステリ。
出張帰りの夫の目に飛び込んできたのは、縛られて首をかき切られた妻の死体。その状況は、かつてセバスチャンがつかまえた連続殺人犯ヒンデの手口に酷似していた。だが、ヒンデは服役中のはず。模倣犯の仕業なのか—
殺人捜査特別班のチームがこの事件の解決に当たります。
セバスチャンの苦悩はいつまでもどこまでも続きます。
スウェーデン国家刑事警察の殺人捜査特別班の4人のチームワークにも変化が現れ、それも見逃せません。
是非是非第1作「犯罪心理捜査官セバスチャン(上)(下)」から続けてお読みください。
本国では2014年にシリーズ第4作が既に発表されています。
みんながどうなるのか、この終わり方では続編を読まずに入られません。東京創元社様、一日も早い出版をお願い致します。
2015年1月23日創元推理文庫より発行
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2015年文庫, 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 (講談社文庫), 男性刑事(捜査官)もの, 男性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 評価: ☆☆☆☆☆