最後の審判/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2005.6.1発行)
「罪の段階」「子供の眼」に続く法廷サスペンス3部作完結編
今回は大統領から合衆国控訴裁判所判事に指名を受けるまでの地位についた女性弁護士キャロライン・マスターズが主人公
彼女の生き方・生い立ち(23年前なぜ故郷を捨て家族と絶縁してしまったのか)が明らかにされます。彼女自身の物語と法廷ミステリとが展開していきます。
姪のブレット・アレンは、恋人のジェームズ・ケースをナイフで喉を掻き切って殺したという嫌疑を受けていた—-
法廷ミステリを楽しめる部分が短いのがちょっと不満で評価がひとつ下がりました。
2005年6月1日新潮文庫より発行
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リーガル(法律・法廷)サスペンスもの, 女性弁護士もの, 評価: ☆☆☆☆