海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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ぼくを忘れたスパイ(上)(下)/キース・トムソン/新潮文庫(2010.10.1発行)

   

痛快で笑いを誘うユーモア・スパイ小説
避けて通れない認知症 この頃NHKでは毎日のように認知症対策の特集を組んでいます。
とびきり有能なスパイがアルツハイマー病にかかったら—
原題は「ONCE A SPY」
ソーシャルワーカーからの電話で疎遠だった父を施設に迎えにいったチャーリーは、父の症状はアルツハイマー病だとの説明を受ける—-
既に第2作「Twice A Spy」の刊行が決まっているようです。早く読んでみたいですね。
2010年10月1日新潮文庫より発行

 - ユーモア・ミステリ, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆☆