逃亡のガルヴェストン/ニック・ピゾラット/ハヤカワポケットミステリ(2011.5.10発行)
☆2011年MWA BEST FIRST NOVEL Nominations アメリカ探偵作家クラブ優秀新人賞ノミネート作品 残念ながら受賞は逃しています。
主人公はギャングの一員で闇の稼業で生きて来た40歳の中年男ロイ・ケイディと18歳の家出娘で娼婦のロッキー。
知らないうちに巻き込まれていき読んでしまうミステリ
似たような物語はこれまでにもありましたが(『フランキー・マシーンの冬』『隣のマフィア』など)、これはとても悲しい愛の物語です。
読み終わったときに涙がこぼれおちました。
とても素敵な作品です。是非お読みください。
amazonレビューの方が「味わい深い人間ドラマを内包した渋い大人の小説」と紹介しています。
2011年5月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「GALVESTON」
<作家紹介 ニック・ピゾラット>
アメリカ・ニューオリンズ生まれ
優れた短編小説の書き手として注目を集めた後初めての長編小説が本書
関連
-
ノワールもの, ラブストーリー, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆☆