湖のほとりで/カリン・フォッスム/PHP文芸文庫(2011.5.31発行)
☆1997年「ガラスの鍵」賞(Glass Key Award)受賞作品
主人公は愛妻を病気で亡くしたコンラー・セーヘル警部とその部下のヤーコブ・スカッレ
そしてなにより本書の中心は殺害された15歳の女子高校生アニー・ホランド
舞台となるのは、誰もがお互いみんなを知っている北欧の小さな村
警察小説として、嫌な上司も無能な部下も出てこないのでとても読みやすい。
カリン・フォッスムの作品が日本への紹介されるのは始めて。
セーヘル警部シリーズの第2作・1997年の作品(シリーズは既に10作まで刊行)
本書は映画化されイタリア・アカデミー賞史上最多の10部門を独占
日本でも2009年7月18日から「湖のほとりで」ロードショー公開
2011年5月31日PHP文芸文庫より発行 原題は「SE DEG IKKE TILBAKE!」(ノルウェー) 英訳「Don’t Look Back」
<作家紹介 カリン・フォッスム>
1954年ノルウェー生まれの作家
ノルウェー人なら誰でも知っている犯罪小説の女王
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男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆