トップ・プロデューサー ウォール街の殺人/ノーブ・ヴォネガット/小学館文庫(2011.5.15発行)
「欲望渦巻くウォール街の暗部を描くスリラー」と紹介されています。
異色の金融ミステリ
それもそのはず作家のノーブ・ヴォネガットは、80年ハーバード大学を第2位優等で卒業・投資銀行で個人クライアントの資産管理を行っていた人
“トップ・プロデューサー”(ウォール街で最も能力の高い株式仲買人のこと)の一人であるグローヴ・オルークは妻子を失い失意のどん底にいた。
たち直らせてくれた親友の妻の誕生パーティは、グローヴの立案で水族館で行われた—-
まっすぐに進むグローヴ・オルークを応援して、あっという間に読み終えてしまいました。
ウォール街はそれにしても怖いところですね。
2011年5月15日小学館文庫より発行 原題は「TOP PRODUCER」
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評価: ☆☆☆☆