海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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冥闇(めいあん)/ギリアン・フリン/小学館文庫(2012.10.10発行)

      2015/12/07


☆2009年CWA最優秀スパイ・冒険・スリラー賞ノミネート作品

映画『サラの鍵』の監督ジル・パケ=ブレネールによる映画化も予定されてている作品

7歳の時に兄が家族を惨殺し、たった1人生き残った孤児リビー・デイが主人公

善意の人々からの寄付で生きてきた彼女は、30代になり生活のために惨殺事件の真相を探るグループに接触した—

第三作の『ゴーン・ガール』とは全く異なる究極の愛の物語

この人の作品には、驚かされ、心打たれます。

是非第1作の『KIZU-傷』もお読みください。

2012年10月10日小学館文庫より発行 原題は「DARK PLACES」

 - 評価: ☆☆☆☆☆