海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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ブルー・ヘヴン/C.J.ボックス/ハヤカワ・ミステリ文庫(2008.8.25発行)

   

ミステリが読みたい2009年版 ベスト・ミステリ 2008(早川書房)第6位
12歳のアニーと弟のウイリアムは、母親に内緒で生まれて初めての釣りに出かけ殺人を目撃してしまう。銃を撃った3人の男たちからも見られてしまった—
どうかどうかこの2人が何とか逃げられますようにと祈りながら、あっという間に読み切ってしまいました。
はらはらドキドキのミステリをあなたも是非お楽しみ下さい。
表題のブルー・ヘヴンは、ロサンジェルス市警ではノース・アイダホ(地名)のことをこう呼んでいることから 引退した警官たちが移り住む場所となっているそうです。
C.J.ボックスは、『沈黙の森』でアメリカ史上初の新人賞4冠(アンソニー賞・マカヴィティ賞・バリー賞・ガムシュー賞)に輝いた作家で、彼の作品にはいつも人間に対する心温まる信頼が流れています。
2008年8月25日ハヤカワ・ミステリ文庫より発行

2009年アメリカ探偵作家クラブ(The Mystery Writers of America ) MWA賞最優秀長篇賞受賞作品

 - 2009年版(早川書房), 評価: ☆☆☆☆☆