☆ミステリが読みたい! (早川書房)2016年版第19位
“世界一暮らしやすい国”フィンランド最北部の小さな地方警察の署長<カリ・ヴァーラ>シリーズ第3作
解説者がその冒頭に「これが本当にカリ・ヴァーラ・シリーズなのか。まったく信じられない。」と書いていますが、まったく同感です。
作品の根本を変えてしまうこれだけの危機感を作者に与えるほど、人種差別の新たな時代が始まっているのでしょうね。
日本もまた同じ道を突き進んでいます。
その警告を発した彼が急逝したのはまさか—と思ってしまうほどの恐ろしさが作品全体を覆っています。
カリ・ヴァーラが国家警察長官の直属の非合法特殊部隊を指揮しその成果として、15万ユーロを長官に渡すところから今回の物語は始まります。
一体彼はどうなっていくのでしょうか。
シリーズは既に第4作まで発表されており、4作目の翻訳が待ち遠しい。
2014年12月25日集英社文庫より発行
フィンランド最北部の小さな地方警察の署長<カリ・ヴァーラ>シリーズ
第1作『極夜 カーモス』
第2作『凍氷』
第3作 本書『白の迷路』
<作家紹介>
アメリカ生まれ フィンランド人の妻とヘルシンキに住む。
2014年8月急逝
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