海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 元保安官コーク・オコナー シリーズ 」 一覧

血の咆哮

血の咆哮/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2014.4.15発行)

☆2008年アンソニー賞ノミネート作品 ☆2008年ディリス賞(アメリカ独立系ミ …

希望の記憶

希望の記憶/ウィリアム・K・クルーガー /講談社文庫(2011.11.15発行)

ネイティブ・アメリカンの血を引くコーク・オコナー保安官のシリーズ第6作 足に銃弾 …

闇の記憶

闇の記憶/ウィリアム・K・クルーガー /講談社文庫(2011.6.15発行)

☆2006年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作品(2年連続の受賞です!!) ネイティ …

二度死んだ少女

二度死んだ少女/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2009.2.13発行)

2005年アンソニー賞(ANTHONY AWARDS)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品 ネイティブ・アメリカンの血を引くアイルランド系のコーク・オコナー元保安官のシリーズ第4作 人間にとって何が一番大切なものか、このシリーズはいつもそれを考えさせてくれます。 物語は、17歳の美少女シャーロット・ケインが、大晦日のパーティからスノーモビルに乗って抜けだし、そのまま行方不明になリ、捜索して…

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煉獄の丘/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2007.1.16発行)

コーク・オコナー元保安官のシリーズ第3作  第1作『凍りつく心臓』第2作『狼の震える夜』  既にこのシリーズは、アメリカで第6作まで刊行されています。 オジブワ族の長老が「わしらが価値を置くのは富そのものよりも、いかに富を使うかだ」という言葉と実践はとても心に強く残りました。 主人公の家族に対する愛情の深さ・主人公の推察やアメリカ原住民たちのすがすがしい心のすばらしさに打たれて、このシリーズのとり…

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狼の震える夜/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2003.1.15発行)

コーク・オコナー元保安官のシリーズ第2作 自然と共生するインディアンの人々の心の美しさがいつまでも心に残ります。 物語の舞台はミネソタ州オーロラの街。 厳しい冬迫るこの小さな町で元保安官で、いまは観光客相手のハンバーガー・ショップを営むコーク・オコナーは、消息を絶った人気女性歌手捜しの手伝いを引き受けた—- 「われわれは死なない。子どもたちに伝えていくものを通して、生きつづける。おまえの中には…

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凍りつく心臓/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2001.9.15発行)

1999年アンソニー賞・バリー賞ダブル受賞作品 ネイティブ・アメリカンの血を引くアイルランド系の元保安官コーク・オコナーのシリーズ第1作 カナダに近いミネソタの北部美しいアイアン湖畔の町オーロラ―での物語。吹雪の中、行方不明になった新聞配達の少年を探しに行った先で、老判事の死体が発見された—- ネイティブ・アメリカンの一族に伝わる伝説がいろいろなと教訓を与えています。 ☆アンソニー賞(Ant…