血の咆哮/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2014.4.15発行)
☆2008年アンソニー賞ノミネート作品
☆2008年ディリス賞(アメリカ独立系ミステリ専門書店協会(Independent Mystery Booksellers Association、以下略称:IMBA)によって1992年から毎年贈られている賞。その年に書店が「最も楽しんで売ることができた」推理小説に贈られる)受賞作品
ネイティブ・アメリカンの血を引くコーク・オコナー保安官のシリーズ第7作
まじない師で呪術師会議の一員のヘンリー・メルー、命の恩人でもある彼が病床の中でコーク・オコナーに頼んだのは、名前も知らない息子を捜してほしいというものだった。
ヘンリー・メルーの息子、それは70年以上前の驚愕の物語が生み出したものだった。
校外学習という名目で行われた農場労働からの脱走、著しい差別を受ける白人との仕事、白人との初めての恋。捜し出した息子は—
一方、コーク・オコナーの家族にも大きな問題が持ち上がる。
人生の目的とは何か。
大自然の中で自然とともに愛する人と暮らす。そんな生き方ができればどんなに幸せでしょうか。
できればシリーズ第1作から一気にお読みください。
既にアメリカではシリーズ第13作まで発表されています。翻訳のスピードを上げていただくわけにはいかないのでしょうか。
2014年4月15日講談社文庫より発行 原題は「THUNDER BAY」
<元保安官コーク・オコナー シリーズ>
①『凍りつく心臓』
②『狼の震える夜』
③『煉獄の丘』
④『二度死んだ少女』
⑤『闇の記憶』
⑥『希望の記憶』
⑦『血の咆哮』本書
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元保安官コーク・オコナー シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆