海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ 」 一覧

ファイアーウォール

ファイアーウォール(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2011.9.21発行)

スウェーデンの港町イースタのクルト・ヴァランダー警部シリーズ第8作 タクシー運転 …

背後の足音

背後の足音(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2011.7.22発行)

☆2011年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第1位 ☆ミステリが読みた …

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五番目の女(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2010.8.31発行)

スウェーデンの港町イースタのクルト・ヴァランダー警部シリーズ第6作  テロリストたちが、4人の女性を殺害する目的で進入した家屋には五番目の女が。 五番目の女も命を奪われ、その事実は闇から闇に葬られた。しかしベテランの捜査員による長い手紙によってその事実が娘に伝わったとき、驚愕の物語はスタートした—- スウェーデンのミステリはすごいとしかいえない。 前作に続いてまた、間違いなくベストテンものにラ…

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目くらましの道(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2007.2.16発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第5作(長篇)  読み終わってしまったのが、残念でなりません。また、最初から読み直そうかな。 久しぶりに迫力のある警察捜査小説にまた出会うことができました。捜査もののミステリが好きな人には絶対にお薦めの作品です。 マイクル・コナリーの刑事ハリー・ボッシュ シリーズと肩を並べる心に残る警察小説 こちらには無能でいやな上司は出てこないし、み…

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笑う男/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2005.9.30発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第4作 【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】 ヴァランダーは1年以上病気のため休職していた。警察を辞める決心をしたとき、友人の弁護士が訪ねてきた。自分の父の交通事故死に疑問を持ったのだった—— 絶対にお薦めの警部ものミステリです。 いつまでも読んでいたいこのシリーズ。 スウェーデンでは長編が8作・中編が1作なんと娘のリンダが活躍…

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白い雌ライオン/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2004.9.30発行)

クスウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第3作 【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】 ☆このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第15位 スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?—– 人種隔離政策撤廃前の南アフリカの問題を背景に起きた事件をクルト・ヴァランダー刑事が追いかけます。 スーパースターでもない彼の心の葛藤や人…

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リガの犬たち/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2003.4.11発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第2作 舞台は独立運動のさなかのラトヴィア スウェーデンの海岸に流れ着いたゴムボートに2人の男の射殺体。この事件の捜索のため、ラトヴィアのリガから捜査官がやって来た。 今回は、クルト・ヴァランダー刑事が単身で事件に巻き込まれていきます。 このシリーズを是非お楽しみ下さい。 ヘニング・マンケルは現代スウェーデンを代表する人気作家です。 本…

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殺人者の顔/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2001.1.26発行)

☆CWAゴールドダガー受賞シリーズ ☆スウェーデン推理小説アカデミー最優秀賞受賞作品 スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ第1作 スウェーデンの田舎町イースタが舞台  離婚して体重も増えてしまったヴァランダー刑事がイースタ署のメンバーと力をあわせて、老夫婦の惨殺事件と外国移民逗留所での事件解決に取り組む。読み始めたら面白くてとまりません。 人間味あふれる警察署の皆…