海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 お料理・お茶の名人もの 」 一覧

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かぼちゃケーキを切る前に お料理名人の事件簿2/リヴィア・J・ウォッシュバーン/ランダムハウス講談社(2008.6.10発行)

小学校の秋祭りでPTO(保護者教師機関 従来のPTA)の資金集めのためにヘルシースナックのコンテストとケーキのオークションに協力することになった(もと歴史科教師で下宿屋を営む)フィリス・ニューサムたち。またまた殺人事件に遭遇することに—- お菓子づくしシリーズ第2弾 できれば第1弾『桃のデザートには隠し味』からお読み下さい。 小さな町に起きる身近な殺人事件を謎といていくミステリ。推理をお楽しみ…

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カモミール・ティーは雨の日に お茶と探偵⑥/ローラ・チャイルズ/ランダムハウス講談社(2008.5.9発行)

世界中のおいしいお茶とお菓子がいっぱいの美味しいストーリー ティー・ショップを営むセオドシアは36歳(但し第1作当時)。アメリカ屈指の茶葉鑑定人ドレイトン・コナリーと、一流の菓子職人ヘイリー・パーカーの3人で切り盛りする店は、いつも常連客でいっぱい。 「詩とお茶の会」のクライマックスで雷鳴とともに響く銃声 セオドシアの焼いたケーキの上に落ちてきた被害者は、わずか数分前にお茶の差し入れをした人物だっ…

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桃のデザートには隠し味 お料理名人の事件簿1/リヴィア・J・ウォッシュバーン/ランダムハウス講談社(2007.12.1発行)

主人公はもと歴史科教師で下宿屋を営むフィリス・ニューサム 桃の名産地のテキサス北部の平和な田舎町ウェザーフォードで3人のもと女性教師達と暮らしています この平和な町ウェザーフォードで果樹園のオーナーがジャッキでつぶされる事件が起こり、これを手始めに次から次に——- 事件に巻き込まれたフィリスは素人探偵に 気軽に読めるけれど、出された命題(児童虐待・セクシャルハラスメント・介護問題等)は深い…